愛知県豊川高校野球部のモイセエフ・ニキータ選手。
打撃力が魅力のプロ注目外野手ですが、名前からして両親が外国人ということがわかりますが、モイセエフニキータ選手はハーフではないということがわかっています。
ご両親の国籍はロシアとの情報もありましたが、モイセエフニキータ選手の国籍や出身中学、小学校はどこなのでしょうか。
そこで今回は、
- モイセエフニキータ(豊川高校)のプロフィール
- モイセエフニキータの両親(父母)の国籍はロシア
- モイセエフニキータはハーフではない
- モイセエフニキータの出身中学・小学校
- モイセエフニキータはドラフト候補の期待選手
について調べてみたいと思います。
モイセエフニキータ(豊川高校)のプロフィール
モイセエフニキータ選手のプロフィールについてみていきます。
- 名前:モイセエフ・ニキータ
- 生年月日:2006年11月29日(現16歳)
- 出身:愛知県刈谷市
- 国籍:ロシア(2024年1月時点)
- 身長:180cm
- 体重:80kg
- 投打:左投げ左打ち
- ポジション:外野手
モイセエフニキータ選手は豊川高校では1年生の春から背番号13でベンチ入りを果たします。
【豊川高校1年の夏】
予選(ベスト8)でデビュー
【豊川高校1年の秋】
県内(ベスト8)3番センターで主力を務める
【豊川高校2年の夏】
打率.467を記録
啓成に1対6で敗れベスト8で敗退
【豊川高校2年の秋】
打率.571、6発32打点で県1位での神宮4強入りを達成
東海大会4試合で10安打3長打、打率.625、本1点6の好成績
初戦・神村伊賀戦で通算12号の右3ラン弾、準々・岐阜一戦で左中間2塁打
38年振りの神宮球場で初勝利を収める
【豊川高校3年の春】
選抜1回戦で阿南光と戦い、4対11大敗の中で低反発1号を記録
モイセエフニキータ選手は高校入学当時は体重が66㎏と細身でしたが、その後の体力作りで19㎏も増量しました。
春の選抜高校野球2024では、3月19日 (火)、惜しくも初戦の阿南光との戦いに敗退してしまいましたが、夏の甲子園での期待が高まっています。
モイセエフニキータの両親(父母)の国籍はロシアでハーフではない!
モイセエフニキータ選手の両親(父母)はロシア出身でロシア人ということがわかっています。
つまり、モイセエフニキータ選手はハーフではなくロシア人ということになります。
また、ご両親の国籍ですがお二人ともロシア出身のため国籍もロシアと予想できますが、20年以上も日本に住んでいるので、国籍は日本に移している可能性もありはっきりとしたことは不明です。
ですが、モイセエフニキータ選手自身の国籍はロシアで、現在日本国籍を習得するための申請を行っているという情報もあります。
ですが、日本国籍を習得するのはかなり難しいそうで、クリアしないといけない条件も7つあるとのことです。
- 居住条件
- 能力条件
- 素行条件
- 生計要件
- 重国籍防止要件
- 不法団体要件
- 日本語能力要件
なかなか条件が厳しいようですが、モイセエフニキータ選手の家庭ならクリアできている条件も多いのではないでしょうか。
ロシアは二重国籍を認めている国のようなので、日本で誕生したモイセエフニキータ選手は今までロシアと日本の二重国籍だった可能性が高いです。
- 両親:ロシア国籍
- モイセエフニキータ選手:日本国籍
今後も家族全員日本で暮らし、プロ野球選手を目指して行くとしたら日本国籍を習得することが最善なように思いますよね。
ここからは、モイセエフニキータ選手のご両親について詳しく調べてみました。
モイセエフニキータの父親
モイセエフニキータ選手の父親の名前は「モイセエフ・セイゲル」さんと言います。
年齢は2024年3月時点で47歳です。
現在の職業は部品メーカーの開発に携わっており、24年前に来日しました。
そしてセイゲルさんは、地元・ロシアで盛んな空手を14歳ではじめ、極真空手の黒帯の持ち主という強者です。
東海大会で優勝、極真空手愛知県大会で準優勝を果たした功績があり「東海地区では敵なし!」と言われるほどの絶対王者だったそうです。
父の影響もあり、モイセエフニキータ選手は小学4年生まで空手を習っていて精神面ではかなり鍛えられ、
「空手には苦しさを乗り越えるために精神的な工夫が必要。乗り越えた後の達成感も感じられる」
と父親に感謝していると語っていました。
ロシアでは野球とういうスポーツがあまり馴染みが無かったのですが、モイセエフニキータ選手の兄が野球を始めたことで、父のセイゲルさんは野球のルールを学び、なんと審判の資格まで取ったんだとか!
自分の仕事の後に息子たちの野球の練習に付き合うなど、とても愛情深く熱心な父親という事がわかります。
モイセエフニキータ選手もそんな父の支えがあったからこそ、乗り越えられたことも多かったのではないのでしょうか。
モイセエフニキータの母親
モイセエフニキータ選手の母親の名前は「モイセエフ・アンナ」さんと言います。
母親の年齢や職業については情報は見つかりませんでした。
アンナさんは、子供たちのスポーツの応援には必ず駆けつけサポートと応援をしているそうです。
モイセエフニキータ選手のご両親は、子供のやりたいことを尊重し、わからないことは一緒に学び一所懸命サポートをする愛情深い方ということがわかります。
モイセエフニキータの兄も元高校野球児
モイセエフニキータ選手は、4人兄弟なのですが長男の「モイセエフ・イリヤ」さんも元高校球児でした。
・長男:イリヤさん
・次男:ニキータさん
・三男:名前不明
・四男:名前不明
長男のイリヤさんは、中学時代はニキータ選手と同じ「愛知衣浦リトルシニア」に所属していました。
その後「日本福祉大学付属高校」で2019~2021年の3年間、ピッチャーをしていました。
年齢は2024年現在21歳で、職業は「ジュニアバッティングスクール信州」というバッティング専門のスクールで野球のコーチをしているそうです。
北信エリア担当モイセエフ イリヤーコーチの弟、モイセエフ ニキータ選手(豊川高校)が神宮大会で大活躍‼️兄はコーチングで、弟はプレーで…兄弟で子ども達に夢を与えてくれています✨次の試合も頑張ってください😊 pic.twitter.com/TAQIfJl5NR
— ジュニアバッティングスクール信州 (@JBSshinsyu) November 16, 2023
モイセエフニキータ選手には弟が二人いますが、年齢や名前は不明でした。
ですが、モイセエフニキータ選手を応援している家族の姿がテレビに映り、ご両親と一緒に観戦していた二人の男の子は小学生くらいの年齢と見受けられました。
兄たちの野球姿に、弟さんたちも既に野球に興味を持っているかもしれませんね。
モイセエフニキータの家族はなぜ日本に?
モイセエフニキータ選手の家族はなぜ日本来たのかは、先ほど父親の紹介の項目でも挙げていた通り、24年前に父親の仕事で電気工学を学ぶために来日しました。
モイセエフニキータ選手は家ではロシア語を家族と話し、学校や寮では日本語を話すバイリンガルなんだそうです。
モイセエフニキータの出身中学・小学校はどこ?
モイセエフ・ニキータ選手の出身小学校と中学校についても調べてみました。
出身小学校
モイセエフニキータ選手の出身小学校は「阿久比町立東部小学校」です。
【住所:愛知県知多郡阿久比町宮津宮平柴15-2】
小学校1年生時に野球をはじめ、3年生の頃から阿東パワーズでプレーをしていました。
その後4年生から東海ボーイズ小学部でプレーしています。
・小学4年生
ボーイズ選手権大会(小学生の部)2016年(1回戦)
・小学5年生
ボーイズ選手権大会(小学生の部)2017年(1回戦)
・小学6年生
ボーイズ選手権大会(小学生の部)2018年(準優勝)
全国小学生硬式野球交流大会 アンダーアーマーカップ2018年(優勝)
出身中学校
モイセエフニキータ選手の出身中学校は「阿久比町立阿久比中学校」です。
【住所:愛知県知多郡阿久比町卯坂半田ケ峯1】
中学時代は、愛知衣浦リトルシニアに所属していました。
中学3年の愛知県知事旗争奪東海連盟春季大会で準優勝を果たします。
そしてこの大会でモイセエフニキータ選手はベスト8に選出されました!
中学時代、モイセエフニキータ選手は体格が細くパワー不足が課題でした。そのため、スピードで勝負する選手だったそうです。
モイセエフニキータはドラフト候補の期待選手
モイセエフニキータ選手は、主に3番や4番を打つセンターフィールダーで、一度ファーストでもプレーしたことがあります。
高い打点の記録を持ち、特に2022年愛知県高校野球秋季大会の西尾東戦では5打点を記録しました。
また、全国大会となる明治神宮野球大会2023年では、準決勝の星稜戦でホームランを含む重要な打点を挙げておりプロ野球のスカウトからは打力、肩、足と頭一つ抜けているという高い評価を受けており、今年の甲子園春の選抜大会でも活躍が期待されドラフト候補の期待の選手です。
まとめ
今回は、豊川高校モイセエフニキータ選手について、ご両親の国籍やご両親のエピソード、出身小学校や中学校などを調査してみました。
ご両親は父母共にロシア人で、モイセエフニキータ選手もロシア人という事がわかりました。
また、国籍は現在日本国籍を習得中とのことで、本格的にプロ野球選手を目指したいという姿勢が伺えますね。
ドラフト候補であり注目の高いモイセエフニキータ選手。
今後の活躍が楽しみです。これからも応援していきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。